2010年7月1日木曜日

「民主党大不況」の可能性!!

朝から日銀が短観を発表。「大企業の製造業」で業況判断が2ポイントプラスに転じたと発表したが、この内容をニュース速報でテロップ表示する「マスコミ」の神経が理解出来ない。 「嘘」ではないが中堅・中小の製造・非製造業は全てマイナス表示だが、ニュースで発表されない。 しかも9月期予想は大企業の製造業を除いて全て「マイナス」で「非製造業」においては「マイナス」が増加している。
 インフレターゲットなどイメージだけでは景気を回復し消費を回復することはこの長期のデフレ状態では何の効果もない。
実際の給与やボーナスが上昇しなければ「消費」にはつながらない。 政府は経済対策を実施して経済を立て直さなければならないが、去年の政権交代以降「民主党」は「経済対策」を何ひとつ行ってない。それどころか「コンクリートから人へ」のスローガンで公共事業を停止し地方経済をボロボロにした。そこに来て「消費税」増税である。
 もう「我々国民」は騙されてはいけない。財政再建で政府が「お金」を使わなくなることで実態経済に「お金」が回らなくなりデフレを加速するのだ。 「消費税」でさらに国内消費は悪化しデフレスパイラルはさらに加速する。路線価格も2年連続で大幅に下降した。

この不況を乗り切る為には「政府」はもっともっと「お金」を使って実態経済にばらまかなければならない。 今「財政再建」を打ち出している民主党を参議院で選択すれば戦後最大の「民主党不況」に突入する。

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